前回の続きになります。

前回2015年にCOLINAのwool tee のファーストモデルがリリースされるところまでのお話でしたので、その続きから書かせていただきます。

COLINAで初めてリリースした、wool teeは、3size３色展開でカラーは、今も続いているsepiaに加えて、brownとcharcoalの3色展開でのスタートでした。

カラーについては、アウトドウェアのメーカーさんが作らなそうで、街着としてもシャツやジャケットのインに持ってくるにしても大人っぽくて上質感のある色を狙って色を決めました。

後にお客様のリクエストに応える形で、

もう少しベーシックなblackやnavyやoliveなどのカラーも登場してきますが、

最初のコンセプト設定やカラーの選択がその後の、wool teeの展開に良い意味で強く影響を与えてくれたような気がします。

デザインは、ネックが少し緩めに空いている現行品のwool teeよりは、サイズ感的に1-2sizeタイトめな設計のベーシックなTシャツ作り始めました。

素材も、さまざまなwashable wool jerseyを検討しましたが、一番細番手でsuper120s原料を使用した高級なものを最初に選んだ事が、真夏にもwool teeの良さを感じてもらえるお客様が増える結果になり、wool jerseyってこんなに肌触りが良くて快適な着心地なんだと知ってもらえるお客様が増えていった事につながり、とても良かったと思っています。

素肌に直接着るためには、原料は高価になってしまいますがsuper120s原料以上のものを使用する事が、とても重要な事だと思います。

2015年-2016年にかけて、最初にリリースさせて頂いたwool teeは思った以上の反響があり自分たちでもこれこそが、私たちにとっての究極の日常着だと確信が待て

そこから、さまざまなデザインや、素材のバリエーションへの挑戦が始まりました。

＊part3へ続く